他のPCからのアクセス/運用上の注意

他のPCからのアクセス方法:

XCPには、LAN内の他のPCからアクセスすることが出来ます。(他のPCから、XSASを起動しているPCにhttp接続できることが前提となります。)

他のPCからアクセスする際には、http://ネットワーク上のコンピューター名/xoops2/ 又は、http://XSASを起動しているPCのIPアドレス/xoops2/ でアクセスして下さい。

ネットワーク上のコンピューター名は、「システムのプロパティ」→「ネットワークID」内の「フルコンピューター名(最後のピリオドは必要なし)」から参照出来ます。IPアドレスはコマンドプロンプトで「ipconfig」と打つと確認できます。

尚、外部からアクセスできる環境にXSAS/XCPを置くことは、セキュリティに対しての十分な知識無しに行うと不正侵入(クラッキング)やコンピューターウイルスの攻撃対象になる可能性もあり、お奨めできません。外部公開の際には、外部公開用のサーバー環境を別途確保される事をお奨めします。 外部公開の際には、セキュリティ面で細心の注意を払って下さい。XSAS・XCPの利用に起因する如何なる損害に対しても、当方ではその責を負いかねます。

 

<運用上の注意>

サイトのバックアップ方法:

いちばん簡単で確実な方法は、「XSAS_XCP」のフォルダをそのままバックアップすることです。ファイル数が多いので、.zip形式等の圧縮ファイルにしてバックアップすることをお薦めします。「XSAS_XCP」のフォルダをUSBメモリー等に入れておけば、そのまま持ち運ぶことも出来ます。(CDへの焼付けは、実際に動作させる時にはファイルの書込み権限が必要な作業があるので、圧縮ファイルのバックアップ以外での利用はあまりお薦めできません。)

バックアップの対象を少なくする時は、「XSAS_XCP」のフォルダ内の

1)diskw → usr → local → mysql → data :mysqlデータベース
2)diskw → uploads :フォーラムに投稿された添付ファイル
3)diskw → www → xoops2 :xoops 構成スクリプト

フォルダをバックアップします。運用状況にもよりますが、1)2)のバックアップはなるべく回数を多くして、3)のファイルのバックアップは前者に比較すれば少な目の頻度でも良いでしょう。

 

アクセスログの管理:

XSASを長期間利用していると、かなりの大きさのアクセスログが溜まります。アクセスログは diskw → tmp 内に溜まりますので、必要に応じて除去して下さい。


データベースパスワードの設定:

データベースのパスワードは初期設定では設定されていません。つまり、MySQLサーバーに関しての知識を持ち悪意を持った人間が同じネットワーク内にいると、データの盗み見や改ざんが容易に行えてしまう状態にあります。このような状態を防ぐためには、先ずphpMyAdminにアクセスして、「Privileges」→「Edit」→「Change password」でMySQLのrootユーザーのパスワードを設定して、その後必要に応じて別途MySQLデータベース用のユーザーを作成して下さい。

MySQLのユーザーパスワードを設定したら、パスワードをXOOPSのmainfileに書込みます。
「diskw」→「www」→「xoops2」→「mainfile.php」のファイルを読取り属性を解除した上でメモ帳等で開いて、下記の記述のあるところに設定したパスワードを記述した上で上書き保存して下さい。

// Password for your database user account
define('XOOPS_DB_PASS', '設定したパスワード');

root以外のユーザーを作成した時は、mainfile.php の下記の部分「root」となっている所を作成したユーザー名に書き換えます。
// Your database user account on the host
define('XOOPS_DB_USER', 'root');





サイト名: XOOPS for Corporate   http://xoops.smej.com
この記事のURL:   http://xoops.smej.com/modules/tinycontent0/index.php?id=5